2024年に開催されるパリオリンピックの開会式が、セーヌ川の船上からおこなうことをオリンピック組織委員会が発表しました。 パリのセーヌ川は、観光名所でもありエッフェル塔、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂を一望でききますが、水質汚染は大丈夫なのだろうか?
- 2024年に開催されるパリオリンピックの開会式について
- セーヌ川の周辺について
- セーヌ川の水質についてを書いてます。
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パリオリンピック 2024年の開会式は、セーヌ川のほとり
オリンピック史上初となる開会式が競技場内ではなく、セーヌ川で開催されれます。
当日は、60万人以上の観客が見込まれれ、160隻の船が選手や関係者を乗せ、セーヌ川を渡ります。
セーヌ川に集まった何十万人もの観客の目の前で行われる船上の開会式は、想像しただけでも素晴らしい開会式になりそうですね。
セーヌ川のどこからどこまで開会式のパレードするのか?
発表された開会式のルートは、全長6キロにわたり、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、エッフェル塔など、パリで最も象徴的なモニュメントや橋、文化施設を通り過ぎます。
今回公式に発表されたパリオリンピックの内容は、【誰でも気軽にオリンピックの観戦ができる】ことをコンセプトにおいており、開会式は、エッフェル塔を見晴らす見事なパノラマ風景で、印象深いパリ観光の名所でもあるトロカデロ広場が最終地点です。
開会式はこれまで以上に大規模になるだけではなく、橋を越えて跳躍するBMXのパフォーマンスや、その他芸術的なパフォーマンスが行われる計画をしており、一部の場所では、観客に無料で提供をすると発表しました。
地元の人も泳がない!セーヌ川の水質汚染は大丈夫なのか?
東京オリンピックでも東京湾の水質が悪いと世界中から悪評でしたが、パリのセーヌ川もなかなかの緑色の水質です。お世辞でも飲み水とは言えないぐらいの色をしてます。
実はこのセーヌ川は、水質の問題で1923年から市民の遊泳が禁止されてます。
筆者も数年前パリへ滞在したとき、水は緑色に濁っており、木くずやペットボトルなどのゴミが浮いており、自転車も不法投棄投されているのが印象的でした。
パリ在住の友人も『どんなに暑い夏でも、セーヌ川では絶対泳ぎたくない!』と言ってました。
フランス政府は、セーヌ川で自由に泳げるぐらいの水質を目指しているようです。
しかしながら、パリ中心部は下水管が雨水管につながっており、汚水がそのまま川に流れ込んでしまって水質が悪化しているので、2024年までに大規模な修繕工事を急ピッチにおこなわないと、水質は改善されないでしょう。
パリオリンピック開会式が行われるセーヌ川と水質のまとめ
- 2024年パリオリンピックは、セーヌ川で船に選手達をのせ、160隻の船がセーヌ川をパレードすることが決定。
- セーヌ川で行われる開会式、60万人の観客がパリオリンピックを盛り上げることを見込まれている
- セーヌ側の水質は、現在はペットボトルのゴミなどが水面に浮いており、水質も悪く水の色も緑色をしているが、2024年の開会式までみフランス政府は、セーヌ川の水質を遊泳できるぐらいの水質を目指している
2020年にコロナウイルスの影響をうけ、2021年に延期され、無観客観戦の東京オリンピックでしたが、2024年のパリオリンピックは、感染の影響などなく無事に開催されることを願ってます。